Excelのオンライン版で、QRコードを埋め込む方法を紹介します。
このページでは、アドイン「Personalised QR Code Generator」を使った方法を紹介します。
プレゼンテーションや配布用の資料を作った時に、資料のExcelをWeb公開したり、任意のサイトへのリンクを掲載するといった使い方が考えられます。
概要
URLやメールアドレスからQRコードを作成する方法は、有料・無料、Windows・Mac・Webサイト・スマホアプリなどで、幾つもやり方があります。
このページでは、Excelオンラインのアドインとして使える無料版「Personalised QR Code Generator」の使い方を紹介します。
このアドインが優れているのは、Excelオンラインのアドインなので、Excelのワークシートからすぐに呼び出してQRコードの埋め込みまでが簡単な操作だけでできるところです。
なお、このアドインは有料版もありますが、無料版との主な違いは以下の通りです。
No | 項目 | 無料版 | 有料版 |
---|---|---|---|
① | 1ヶ月あたりのQRコード作成上限 | 25,000個 | 250,000個 |
② | アプリ開発会社の透かしマーク | あり | なし |
③ | 利用料金 | 0円 | 5ドル/月 |
①がネックとなることはないと思いますが、業務使用の場合は②がネックになるかと思います。
お客さんへのプレゼン資料で、アプリ開発会社の透かしマークが入っていると、カッコ悪いですよね?
なので、仕事で使うときは、有料版を使うことをオススメします。
アドイン「Personalised QR Code Generator」の使い方
インストール方法
- Step 1
Excelオンラインの画面で、以下の操作を行います。
- ① メニュー項目の「挿入」をクリック
- ② アイコン「アドイン」をクリック
以下の図は、矢印のあたりの拡大図です。
- Step 2
以下のように「Office アドイン」が表示されたら、以下の操作を行います。
- ① 「ストア」の文字をクリック
- ② 検索ボックスの中に「qr」と入力して、キーボードのreturn(enter)キーを押す
- Step 3
以下の画面のようにいくつかのアドインが検索されるので、「Personalised QR Code Generator」の「追加」ボタンをクリックします。
- Step 4
以下のように「少々お待ちください…」が表示されたら、同意のチェックボックスにチェックを入れてから、ボタン「続行」をクリックします。
- Step 5
以下の画面のように、「QR Code」のアイコンが表示されて、右サイドメニューが展開されたら、アドインのインストール完了です。
QRコードの作り方
- Step 1
Excelオンラインの画面で、以下の操作を行います。
- ① メニュー項目の「挿入」をクリック
- ② アイコン「QR Code」をクリック
- Step 2
以下の画面のように、「QR Code」の右サイドメニューが展開されたら、次の操作を行います。
- ① 入力欄「QR code content」に、QRコードで作成したいURLやメールアドレスを入力
- ② ボタン「Generate QR code」をクリック
現在開いているワークシートの共有URLは、画面右上の「共有」メニューを開いて、項目「リンクをコピー」から取得します。
- Step 3
QRコードが作成されたら、右サイドメニューを閉じます。
- Step 4
QRコードはワークシートの左上に表示されますが、ドラッグして移動ができます。
また、サイズの拡大・縮小も可能です。
- Step 5
適当な位置に移動してサイズ変更したら、作業完了です。
念の為に、スマホのカメラでQRコードが正しく認識できるかを確認してください。
以下は、iPhoneのカメラでQRコードを読み出してみたところです。
以下のように、iPhoneのExcelで表示できました!
まとめ
Excelのオンライン版で、QRコードを埋め込む方法を紹介しました。
方法として、アドイン「Personalised QR Code Generator」を使いました。
コメント