Excelのオンライン版で、検索範囲から指定したデータを検索する関数「XLOOKUP」の使い方を説明します。
基本的な使い方の他に、検索で見つからなかった時のエラー「#N/A」の表示を変えたり、検索対象が空白時の「0」表示を消す方法も紹介します。
基本的な使い方
全2Step
- Step 1
- Step 2
- Step 3
- Step 4
- Step 5
一致しないときの「#N/A」の表示を変える方法
関数「XLOOKUP」で検索対象から見つからなかった場合は、エラー「#N/A」が表示されます。
一致していないことはわかるのですが、このままでは見た目が良くないので、エラーメッセージを変更してみたいと思います。
結論から言うと、検索が一致しない時の構文は次のようになります。
=XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 検索結果, 検索が一致しない時の表示内容)
元の式
「都道府県名」のセル
=XLOOKUP(C3, 東京都!C:C, 東京都!G:G)
変更後の式
「都道府県名」のセル
=XLOOKUP(C3, 東京都!C:C, 東京都!G:G, "一致せず")
上記のように、「郵便番号」で検索できなかった場合は、「一致せず」と表示されるようになりました。
同様に、「市区町村名」と「町域名」も修正した結果が、以下の図です。
空白時の「0」表示を消す方法
前章までで検索が一致しない時のエラー表示は回避できましたが、そもその検索値が何も入力されてないときは「0」が表示されてしまいます。
ここでは、関数「IF」を使って、検索値が何も入っていないときは、XLOOKUPのセルに何も表示しない方法を紹介します。
結論から言うと、次の式を入力します。
=IF(検索値="", "", XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 検索結果, 検索が一致しない時の表示内容))
なお、2番目の””の部分を適当な表示に変えることもできます。
まとめ
Excelのオンライン版で、検索範囲から指定したデータを検索する関数「XLOOKUP」の基本的な使い方に加えて、検索で見つからなかった時のエラー「#N/A」の表示を変えたり、検索対象が空白時の「0」表示を消す方法を紹介しました。
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