Excelのオンライン版で、「条件付き書式」機能を使って、重複セルや単一セルの背景色を変える方法を説明します。
加えて、値が入ったセルとは別のセルの背景色を変更する方法を紹介します。
値が入ったセルの背景色を変更する方法
- Step 1
背景色を自動変更したい領域を選択状態にします。
以下の図では、A2:A32の領域を選択しています。
- Step 2
以下の操作を行います。
- ① メニュー項目の「ホーム」をクリック
- ② アイコン「条件付き書式」をクリック
- ③ 「条件付き書式」のメニュー項目から、項目「新しいルール」をクリック
以下の図は、②と③のあたりの拡大図です。
- Step 3
図のように、条件付き書式の設定画面が表示されたら、各項目を設定します。
まずは、項目「規則の種類」を「セルを強調表示」に設定して、その下のプルダウンリストは「重複する値」又は「一意の値」を選択します。
- Step 4
最後に、項目「書式」を好みの設定に変更します。
以下の図では、背景色を青色に変更しています。
ここまでが設定できたら、ボタン「完了」をクリックします。
- Step 5
図のように、設定したとおり「重複する値」又は「一意の値」の背景色が変わって、右側に条件付き書式の設定内容が表示されたら、設定完了です。
値が入ったセルとは別のセルの背景色を変更する方法
前章では、値が入ったセルの背景色を変更する方法を説明しましたが、関数「COUNTIF」を使うことにより、別のセルの背景色を変更することができます。
具体的な使用例としては、以下のように「最高気温」が重複する場合に「日付」の背景色を変える、といった使い方があります。
以下は、以下のように「最高気温」が単一の場合に「日付」の背景色を変える例です。
やり方ですが、「条件付き書式」の設定画面で、以下のように設定します。
重複する場合
単一の場合(重複しない場合)
ここで使っている関数「COUNTIF」の構文は、次のようになります
=COUNTIF(範囲, 検索条件)
この関数の計算結果は、検索条件に一致する個数が数字で得られます。
つまり、検索条件に一致するものが1を超える場合は「重複あり」、1とイコールの場合は「単一」となるわけです。
まとめ
Excelのオンライン版で、「条件付き書式」機能を使って、重複セルや単一セルの背景色を変える方法を説明しました。
加えて、値が入ったセルとは別のセルの背景色を変更する方法を紹介しました。
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