関数「RANK.AVG」の基本的な使い方

ランキング 表彰台 関数

Excelのオンライン版で、評価する数値を特定の範囲内のランキング順位を表示する関数「RANK.AVG」の基本的な使い方を説明します。

この関数は、同じランキングがあった場合は、平均のランキングが表示されるところが特徴です。

基本的な使い方

全2Step
  • Step 1

    ここでは、「番号・氏名・点数」が表示された表から、関数「RANK.AVG」を使って、点数の高い順にランキングを表示するやり方を説明します。

    ランキングを表示したいセルの左上をクリックしてから、以下の関数を入力します。

    =RANK.AVG(C2, $C$2:$C$11)

    関数「RANK.AVG」の使い方は、以下のようになります。

    =RANK.AVG(数値, 範囲, [順序])
    • 数値:評価する数値やセル番地を指定
    • 範囲:評価対象のセル範囲を指定
    • 順序[省略可]:省略または0で降順(大きい順 10, 9, 8…)、0以外で昇順(小さい順 1, 2, 3…)

    「範囲」の部分が「$C$2:$C$11」と絶対番地となっていますが、これは数式をコピーした時に参照範囲がずれないように固定するためです。

    Excelオンライン 関数「RANK.AVG」
  • Step 2

    数式を入力してから、キーボードでenter(return)キーを押すと、以下のようにランキング表示されます。

    なお、以下のサンプルの画面では、エクセルの「テーブル」機能を使っているので、自動的に一番下まで式が自動入力されています。

    Excelオンライン 関数「RANK.AVG」

    また、ここで注目してもらいたいのは、「点数92」が3人いますが、2位+3位+4位の合計の平均が3位になるので、3人とも3位で表示されていることです。

    これは世間一般のランキングとはちょっと異なるので、違和感があるとことです。

    一方、同点の場合のランキング表示方法が関数「RANK.EQ」や「RANK」では異なります。

まとめ

Excelのオンライン版で、評価する数値を特定の範囲内のランキング順位を表示する関数「RANK.AVG」の基本的な使い方を説明しました。

この関数は、同じランキングがあった場合は、平均のランキングが表示されるところが特徴です。

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