関数「SUBSTITUTE」の基本的な使い方

変換 関数

Excelのオンライン版で、特定の文字や数字を置き換える関数「SUBSTITUTE」の使い方を説明します。

「SUBSTITUTE」という言葉は、「置き換える」という意味があります。

基本的な使い方の他に、複数の検索対象を置き換える方法も紹介します。

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基本的な使い方

全2Step
  • Step 1

    ここでは、「氏名・所属部署」が表示された表から、関数「SUBSTITUTE」を使って、「所属部署」を「新・所属部署」に置き換えるやり方を説明します。

    具体的には、「総務」を「総務庶務」に置き換えます。

    「新・所属部署」を表示する列のセルをクリックしてから、以下の関数を入力します。

    =SUBSTITUTE(B2, "総務", "総務庶務")

    関数「SUBSTITUTE」の使い方は、以下のようになります。

    =SUBSTITUTE(検索対象, 検索文字列, 置換文字列)
    • 検索対象:セル番地を指定します
    • 検索文字列:置き換え対象の文字列を設定します
    • 置換文字列:置き換え後の文字列を設定します
    Excelオンライン 関数「SUBSTITUTE」
  • Step 2

    数式を入力してから、キーボードでenter(return)キーを押すと、以下のように対象のデータが置き換えられます。

    なお、以下の画面ではテーブル機能を使っているので、一番上のセルに式を入力すると最終行まで自動的に入力されています。

    テーブル機能を使っていない場合は、数式をコピーしてください。

    Excelオンライン 関数「SUBSTITUTE」

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複数の検索対象を置き換える方法

複数の検索対象を置き換えたい場合は、以下の構文を使います。

2つ置き換える場合

=SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(検索対象, 検索文字列1, 置換文字列1), 検索文字列2, 置換文字列2)

以下の図では、次の式を使っています。

=SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(B2, "総務", "総務庶務"), "経理", "経理財務")
Excelオンライン 関数「SUBSTITUTE」

3つ置き換える場合

=SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(検索対象, 検索文字列1, 置換文字列1), 検索文字列2, 置換文字列2), 検索文字列3, 置換文字列3)

以下の図では、次の式を使っています。

=SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(B2, "総務", "総務庶務"), "経理", "経理財務"), "営業", "CS")
Excelオンライン 関数「SUBSTITUTE」

複数の検索対象のときは、式がごちゃごちゃしてわかりにくいなぁ。

確かに、3つぐらいになるとわかりにくいですね。

とはいえ、基本的な考え方は、次のとおりです。

関数「SUBSTITUTE」の構文

=SUBSTITUTE(検索対象, 検索文字列, 置換文字列)

検索対象が複数になったら、上記の「検索対象」の部分に、関数「SUBSTITUTE」を埋め込むだけです。

=SUBSTITUTE(検索対象またはSUBSTITUTE構文, 検索文字列, 置換文字列)

イラストで描くと、次のようになります。

わかるかな?

Excelオンライン 関数「SUBSTITUTE」
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まとめ

Excelのオンライン版で、特定の文字や数字を置き換える関数「SUBSTITUTE」の使い方を説明しました。

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