1行おきに色をつける方法 - Excelオンラインのアンチョコ

Excelのオンライン版で、ワークシートの1行おきに色（背景色）を付けて見やすくする方法を紹介します。

全部で3つの方法を紹介しますが、それぞれのメリット・デメリットも合わせて説明します。

概要

このページでは、以下3つの方法を紹介していますが、それぞれメリット・デメリットがあります。

	メリット	デメリット
方法①：「テーブルとして書式設定」の機能を使う	①-③のうち、設定が一番簡単行が追加・削除されても、自動的に設定が反映される	2行おきや3行おきに色をつけるなどはできない
方法②：「条件付き書式」の機能を使う	2行おきや3行おきに色をつけるなど、柔軟なカスタマイズができる	行が追加されると、範囲を設定し直す必要がある
方法③：「貼り付けのオプション – 書式設定」の機能を使う	特になし	行を追加・削除すると、1行おきが崩れる

オススメの方法は、設定が簡単で行追加や削除も自動反映される「方法①：「テーブルとして書式設定」の機能を使う」です。

ただし、2行おきや3行おきなど、より柔軟なカスタマイズが必要になった場合は、方法②：「条件付き書式」の機能を使う」を使う必要があります。

ここで使っているExcelブック（ワークシート）は、以下の統計資料を使っています。

全6Step

Step 1

①のメニュー項目の「ホーム」をクリックしてから、②の見出し「セル」の中の「テーブルとして書式選択」をクリックし、③の表示されたテーブルデザインからお好みのデザインをクリックします。
Step 2

ダイアログボックスに「テーブルとして書式設定」と表示されたら、ボタン「OK」をクリックします。
Step 3

図のように、１行おきに背景色が変わったら、設定完了です。

基本的には上記の使い方だけでOKです。

ちょっと休憩

補足1：テーブルのデザインを変更したい場合

①テーブル内をクリックしてから、②メニュー項目の「テーブルデザイン」をクリックし、③デザインのプルダウンリストから設定できます。

補足2：テーブルの設定を元の状態に戻したい場合（=範囲に変換）

この方法でテーブルの設定を元に戻しても、直前まで表示されていた1行おきの背景色は、そのまま残ります。

①テーブル内をクリックしてから、②メニュー項目の「テーブルデザイン」をクリックし、③ボタン「範囲に変換」をクリックします。

以下の図は、③のボタン「範囲に変換」のあたりの拡大図です。

全4Step

数式の部分「=MOD(ROW(),2)=0」の中身を変えると、2行あけて色を付けたり、5や10の倍数の行だけ色を付ける、などもできます。

やり方はここでは説明しませんが、興味がある人は自分で考えてみてください。

基本的には上記の使い方だけでOKです。

ちょっと休憩

補足1：条件付き書式の範囲を変更・書式を変更・設定を削除したい場合

①条件付き書式の設定範囲の中をクリックしてから、②メニュー項目の「ホーム」をクリックし、③みだし「セル」の中の「条件付き書式」から、④「ルールの管理」をクリックします。

図のような、条件付き書式の管理画面が表示されたら、設定範囲の変更・書式の変更・設定の削除ができます。

全4Step